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インフルエンザワクチン予防接種

インフルエンザワクチン予防接種(今シーズン1回目)

 今シーズン(2025/2026年)のインフルエンザは、既に全国的な流行シーズンに突入して居り、過去20年間で2番目に早い流行となり、油断できない状況です。
 五所川原・青森市+東地方・八戸市+三戸地方・上十三・むつ保健所管内では警報レベル(大きな流行が発生)が継続して居り、油断は禁物です。

 この様な状況下、弊社では、今シーズン1回目のインフルエンザワクチン予防接種を行ないました。

 ワクチンによる抗体は、接種から約5ヶ月間持続しますが、インフルエンザは、A型流行の後に、春先に掛けてB型が流行するというパターンが多い為、10月に接種すれば、翌年3月~4月のB型インフルエンザの流行期まで効果が期待でき、個人及び家族への感染防止・社内及び工事現場などでの重症化の防止など会社へのメリットは多大なものとなり、会社が全額負担致します。

 インフルエンザを予防する上で重要なのがワクチンの接種で、効果に付いては、年齢などにより差があり、発症を約50~60%・重症化を防ぎ成人の入院を約70%・高齢者の死亡リスクを約80%減少させます。
 ワクチンを接種後にインフルエンザに罹る事もあり、ワクチンを打たないで罹るより発熱期間も短く、単に予防するだけでなく、重症化を抑えるという観点からもワクチン接種はとても大切です。
 ワクチン接種後、約2週間してからウイルスと闘う抗体ができ、最も効果が高くなるのは接種後1~2ヶ月で、発生のピークが概ね12月~3月頃なので計画的に予防接種をしています。

 感染ルートは、咳やくしゃみ・会話による飛沫感染と、ウイルスの付いた手で口や鼻に触る事で感染する接触感染の2つと考えられていますが、近年では、新たに第3の感染ルートとして、エアロゾル感染と呼ばれる空気中に微粒子が安定して長く漂っている状態の事で、雲・タバコの煙・寒い時期の白い息の様な状態で、空気中に微粒子が安定して漂い、それを吸い込んで感染するもので、飛沫感染とエアロゾル感染は似ていますが、飛沫は水分を含んで口から飛び出して下に落ちますが、空気中に漂う事はありません。
 いずれにしてもインフルエンザ感染予防の為にも、人ごみなどでのマスクの着用や手指消毒を行なうなど、基本的な感染予防を心掛ける事が肝要です。

インフルエンザワクチン予防接種SDGs

 インフルエンザワクチン予防接種は、SDGs(持続可能な開発目標)と深い関連があり、特に、下記の目標に貢献します。
SDGsとの関連性
 ・目標3「すべての人に健康と福祉を」
  あらゆる年齢層の健康を確保し、福祉を推進して、感染症予防・重症化防止・医療負担の軽減に貢献。
 ・目標10「人や国の不平等をなくそう」
  社会的・経済的格差の是正、高齢者・乳幼児・障害者など脆弱層への公平な接種機会の確保。
 ・目標13「気候変動に具体的な対策を」
  気候変動と健康リスクへの対応、季節外れの流行や気温変動による感染拡大への備え。

SDGs接続のポイント
 ・予防接種は最も費用対効果の高い公衆衛生対策:感染症の流行を抑えることで医療資源の逼迫を防ぎます。
 ・「誰一人取り残さない」社会の実現:地域・年齢・所得に関係なく接種機会を提供することが重要です。
 ・気候変動による感染症リスクの増加:予防接種はレジリエンス強化の手段となります。

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